実録・ドール沼の恐怖(前編)
※この記事にはドールの写真が含まれています。
お久しぶりです。石月わどです。
突然ですが、こちらは私がまだ学生だった頃のツイート。
それからちょうど2年が経ち、
社会人になった私の家では、
・・・
なぜかお人形が5人にまで増えていました。
どうしてこうなった・・・。
というわけで、我が家にここまでお人形が増えた過程を覚えている限り書き記してみたいと思います。
ドール沼にズブズブ浸かりたいを回避したい方の参考になれば幸いです。
序章:ドールへのあこがれ
さて、冒頭のツイートからもお分かりいただける通り、昔から石月には「ドールへのあこがれ」がありました。
数年前から、ちょくちょくTwitterのTLで美麗なドールの写真とか記事を見かけることがありました。
そのような写真を見かけるたびに「うわぁ、綺麗でかわいいなぁ・・・」というようにうらやましく思ってたりしました。
ただ、当時の石月は実家暮らしの貧乏学生だったので「ドールなんて夢のまた夢、自分が手を出せるような代物じゃないわな」というくらいの気持ちでした。
とはいっても、この時からかなりの興味は湧いていたと思います。
あと、ドールといえば「瞳」が特徴的なので、ここで好き嫌いが分かれてしまったりするみたいですが、私にはツボでした。*1
以上のようなきっかけもありましたが、石月はドールとか少女型ロボットとかが登場する作品が好きだったので、もともと「人の形をした人ならざるモノ」に惹かれやすかったのかもしれません。
第1章:孤独と自由
さて、それから時は経ち、石月は大学を卒業し社会人となりました。
東京の会社に就職することになったので、この時に私は人生で初めての一人暮らしを始めることになりました。
もの静かなベッドタウンの、狭いワンルームのアパートでの一人暮らし・・・。
そう・・・クッソ寂しいんです。
入社したばかりで、仕事もいろいろとうまくいかなくて、凹んで疲れて家に帰ってきても、真っ暗で殺風景な部屋が待っているだけ・・・
これ、結構メンタルに来てました。
昔からの友達は基本的にまだ地元暮らしだし、近所に気軽に話せる人もいないので、一人暮らしを始めてからずっと孤独を飼いならし続けていました。
孤独でいることが嫌いだったわけではないのですが、一人でいるとメンタルが沈むと沈みっぱなしになるので、「孤独を少しでも和らげることはできないものか・・・」とは思っていました。
第2章:「髪」の魔力
入社して半年くらい経ったころ、仕事のハードさがどんどん増してきて、残業時間も増えまくりました。
「孤独×長時間残業」という最凶の組み合わせを前に、石月のメンタルはとにかく荒む一方でした。
そんなとき、いつものようにTLを眺めていると、あるドールの紹介記事が目に留まりました。
「和遥キナ学校制服コレクション/ゆかり」。
好きなイラストレーターさんがデザインを監修されているとのことで、めちゃくちゃ惹かれました。
制服がとってもかわいらしいのです。
それに加えて、何より石月の眼を惹きつけたのは、
このつやつやで長ーーい三つ編みでした。
この写真を見たとき、石月はドールの魅力の一つに「髪の毛」があるということに気付かされてしまいました。
フィギュアとは違う、実際の人間に近いサラサラの髪の毛・・・。
毛束をきっちり束ねて編まれた三つ編み・・・。
髪フェチかつ三つ編みフェチである石月には、この子はあまりにも魅力的すぎました。
しかし、このように緻密に作られたドールというのは、それなりにいい値段がするもので・・・この子も例外ではありませんでした。
社会人になって、自由に使えるお金が増えたとはいえ、決して気軽に買えるような金額ではありませんでした。
ですが・・・手が届かない値段でもありませんでした。
残業はめちゃくちゃ多かったのですが、残業代はちゃんと出してくれていた(じゃなきゃ辞めてる)ので、お金はちょっと貯まっていました。
貯金をはたけば・・・買えなくもない・・・
お迎えすれば、孤独もまぎれるかもしれない・・・。
でも、お迎えして本当に幸せになれるのか・・・?
こんな感じでしばらく葛藤し続けましたが、結局その時はお迎えを思いとどまりました。
もう少し考えてからでもいいかな・・・と思っていました。
後半へ続く・・・
・・・さて、ドール沼にハマるきっかけについて書いてみたのですが、お迎えするまでの話がクッソ長くなってしまいました。
私の場合、ドールにハマりやすくなる要因がかなり多かったというのもあるかもしれません・・・。
似たような境遇の方はハマるかもしれない・・・ということで参考にしていただければ・・・。
ドールをお迎えして、そこからズブズブハマっていく様子については、また別記事で書こうと思います。
*1:ついでに言うと、実家にいた黒髪ロングストレートの日本人形ですら「かわいい」と思える人間だったので、その時点で運命は決まっていたのかもしれません。