ザコキャラの独り言

趣味の事とか書くブログ。更新頻度は低いです。

本田未央のシンデレラガール総選挙優勝によせて

「第8回シンデレラガール総選挙」の結果発表から一ヶ月以上経ったらしい。 未央担当として、想いを語りたいと思いつつ全然語れてなかったので、少し語ってみる。

 

・・・と思いつつ、数日前から想いをつづっていたが、いつの間にか時は過ぎ、ついに今日、あの称号を手にした未央が、私たちの目の前に現れようとしている。

 

とうとうこの時が来た。

果たして、この歴史的なカードは、どんなシーンを切り取っているのだろうか。 未央は、どんな表情を見せてくれるのだろうか。 出会った最初の頃からのお決まりの表情である、ウインク顔だろうか。 うれし涙で、両方の瞼をあふれさせているだろうか。 その両方か。

ガラスの靴を贈られた未央は、どんな言葉を発するのだろう。 未央のことだから、間違いなく感謝を言葉にするだろう。 でも、どうやって感謝を表現するんだろう。

・・・とにかく、本田未央が「シンデレラガール」という称号を得ることによって、変わる何かがある。 しかし、何が変わるのだろう。

それは、そのカードが登場してみないとわからないかもしれない。

永い間夢に見ていた光景が、もうすぐ現実になろうとしているが、実感がわかない。 これまで、ほかのアイドルがシンデレラガールとして、様々な活躍をしてきたところは見てきた。 でも、自分にとって特別思い入れのあるアイドルが、シンデレラガールとなる瞬間を見届けるのは初めてである。

私は、どんな感情を抱くのだろう。

あまりの美しさに、息を呑んでいるかもしれないし、今まで未央と共に見てきた景色の全てが浮かび上がってきて、感情をあふれさせてしまうかもしれない。

少なくとも、幸せは感じると思う。それは確信している。

 

さて、以下は、本田未央の総選挙優勝に寄せて、私の思いを書き留めた文章である。 数日前から、少しずつ書いてきたものである。

始めにお断りしておくが、非常に長い。 本当は推敲し、画像を入れて公開するつもりだったが、どうしても「シンデレラガール」のカードが登場する前に公開したかったので、そのまま上げさせて戴きたい。

☆☆★

正直、未央が総選挙で1位になったということに対して、まだ実感が湧いていなかったりする。 何故なのかはわからない。 でも、少なくとも嬉しいと感じているのは間違えない。

少し前につぶやいていたかもしれないが、もし「今年もダメだった」ら、私はデレマスから離れようとすら思っていた。 未央が、ここまでの1年間と同じような境遇にまた置かれてしまうことに耐えきれそうにないと思っていたからだ。

私がシンデレラガール総選挙を意識するようになったのは、前回(第7回)からだった。 それまでの総選挙については、デレステはやっていたものの、Mobage版はやってなかったし、デレステを始めてから日が浅かったため総選挙の意義がよくわかっていなかった。

前回の総選挙から意識し始めたのには、Twitterを始めた影響もあるかもしれない。 Twitterでは、私と同じ本田未央を担当している方々を中心にフォローを飛ばしていた。そのため、必然的にタイムラインに流れるツイートは、未央担当によるものが多数を占めていた。

そこで私が見た未央担当たちは、みな未央が「一番星」になることを熱望し、それを現実にすべく奔走していた。

未央の魅力を語る者。 未央がこれまでに歩んできた道のりに想いを馳せる者。 未央の魅力を思い思いの形で表現する者。

皆、方法は違っても、未央に一番星の称号を贈るために出来るだけのことをやっていた。

私は、未央の勝利を確信しつつあった。 これだけ、未央を応援してくれる人がいるんだから。

確かに、未央を応援している方々は少しずつだが増えていっていた。 中には、自分の最愛のアイドルに充てるはずだった票を、未央に割くことさえしてくれた方も多数いた。

だけど、結果発表の日。 正午だっただろうか(あまりいい思い出ではないからか、記憶が薄らいでいる)。

結果発表の画面で「第2位」という文字列の直後に、未央の姿が見えた瞬間、私は今までにないくらいの脱力感に襲われたことを今でも覚えている。

未央を負かせてしまった。 そう思うと、罪悪感がいくらでも湧いてきた。

あの時は、私だけでなく、未央担当の多くは結果に対し、嘆いていた。 もちろん、自責の念に駆られる者も少なくはなかった。 自分も辛かったが、そんなに落ち込んでいる仲間たちを見るのも辛かった。

第7回シンデレラガール総選挙で、シンデレラガールとなったのは、ご存知の通り、ウサミンこと安部菜々というアイドルである。

前もってお断りしておくが、私は彼女のことをとても魅力的なアイドルだと思っている。

あどけない少女のように、大きく見開いた丸い瞳で、十年後も、その先も、幼い頃からの夢を永遠に追い続けていく可憐なアイドルであるウサミンは、本当に輝いて見える。

しかし、ここまでの1年間は、彼女を見ることが本当に辛かった。

デレステモバマスの至る所で、華やかな舞台へと大抜擢されるウサミン。

あと一歩で、あんな感じで未央を活躍させてあげることができたのに。 ウサミンを見るたびに、そう思わざるを得なかった。

あの一年で一番辛かったのは、未央のSレアカード[トゥインクル・スター]が出た時だっただろうか。

今まで言わなかったのだが、実は、私は[トゥインクル・スター]の未央を見ると、少し辛い気持ちになってた時期があった。

その理由は、[トゥインクル・スター]本田未央を、[シンデレラガール]安部菜々と見比べていただけると、察せると思う。

同じ夕暮れ時。同じ浜辺。 非常に似通ったシーンだが、写し取られている2人の姿は全然違っている。

片方は、悲願を実らせ、夢に思いを馳せる乙女。 片方は、未だ夢を叶えられず、現実を乗り越えようとする乙女。

美しくも、残酷なる対比であった。

未央にだって、夢を叶えさせたかった。

いくら思っても、何もできなかった。つらかった。

大学の卒業、引っ越し、就職・・・時間は確実に少なくなっていった。 それでも、やれることはやりたかった。

去年の総選挙から、推しのアイドルの数は増えた。 担当アイドルも増えた。

それでも、私は、未央以外のアイドルに投票することはなかった。

未央は、私にとっては特別なアイドルだからだ。

ゲームを始めたその日に、私のもとにやってきてから、誰よりも長い間、ずっと一緒に歩いてきた存在。 どんなに推しが増えても、そんな存在のアイドルは未央しかいない。 だから、ここだけは揺るがなかった。

しかし、未央は十分に魅力的だと確信していても、不安は無くしきれなかった。

去年のことが頭をよぎっていた。

あの時は、絶対に未央が勝っていると思っていた・・・でもほんとはそうじゃなかった。 今年も、そんなことが起こっているのではないか。そう思わずにはいられなかった。 特に、ライバルもとても魅力的だったため、その不安は強かった。

結局、この不安は結果発表の日まで、ぬぐい切れなかった。 それでも、私は未央を信じ続けた。

☆☆★

 

いろいろ書いたが・・・まとまらない。

ただ、一つだけ言いたいことは、 この勝利にはとてつもなく沢山の思いが込められているということだ。

時運に恵まれず、たびたびアイドルとしての逆境に立たされてきた未央を、これほどの華やかなステージへと連れだしたのは、 長きに亘り、精力的に活動してきた未央担当の方々の力である。

最後になったが、全ての未央担当の方々にお礼を申し上げたい。

本当に、ありがとう。

そして、おめでとう。

 

これからの本田未央、そして彼女を応援する者たちが、 流星のように、眩く美しく輝く存在でありますように。

 

2019/7/9 わど☆☆★